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女の子の命は世界より重いのよ!

なんだか、落ち着かないのだけれど来てしまう週末。ようやく左人差し指でタイピング(バンドエイド付き)できるようになりました。でも、変な癖がついていてミスタッチ多し。嫌な予感は当たり、爪が斜めに無くなっています。ああ、コレ、完全修復できるんだろうか。

タイトルは、プリヤ・クロちゃんの名言。「トロッコ問題」を提示し続けるFateですが、みごとな非論理的アンチテーゼ。千和さんの声で言われると納得しちゃったり。単なるスピンオフのネタアニメではなく、サービス回交えつつも、きっちり考えさせる場面もある。なかなか良いのではないでしょうか。人気の秘密がわかります。

一般に利他的な人が偉いという「常識」があります。イエスしかりお釈迦様しかり。実際、前に書いたように今の世界だって、みんながみんな平和な街にいれるわけでもない。でも、何千万人が死ぬようなことは起きていないということをもって、少しはマシなんだろうと。でも、ホントにそうなんかな。

続いて、時間はあるので、SAO2の後半を観ました。前半のデスガンの台詞「これで終わったと思うな」が伏線だとばっかり。ええ〜〜な半分でした。この回収は来年の映画にてでしょうか?

結局、外伝的なのが2つと言っていいでしょう。前半はキリト君のエクスカリバー物語。でも、さぁ、北欧神話とアーサー王ごちゃ混ぜってベタ過ぎないか。まぁ、プリヤ始め多いですけどね。ただ、この聖剣も今ひとつ回収なし。これも映画??。

続いてアスナストーリー。こっちは、ぎゃぁぁぁぁぁ。嫌じゃ嫌じゃ。仮想世界を理解できない親とネトゲ子供の確執って。私自身、小さいころから成績が良くていい高校、大学‥親の顔色うかがって、良い子を演じて。本当の意味での愛情とかわからずここまで来た気がする。もう、身につまされ過ぎです。

しかも解決が安易過ぎるやろ。「実は仮想世界も捨てたものではない」という価値観は、私はわかるけど、一般の人に理解してもらおうとは思わない。SAO2はそこを無理強いしている感がある。かな。

他の部分で一つ考えさせられたのが、HIVのヒロインの言葉「自分が生きることになんの意味があったのか?」。仮想世界が彼女に生きた証を提示するということなのだけど、相模原の事件以来、人の生きる意味について考えさせられるこのごろ。この解決も安易かな。

今のところの私の結論は、諸行無常。宇宙だって無から生じ無に帰するのだから、今、意味あることと思ったって、それは些細なまぼろし。無理に意味を見出す必要もなく、自分が自分であれればそれでいいんじゃないかと。そういう意味で、人は「死すべき存在」としては全て平等なんだと。いろいろプライベートなこともあるので、ちょっとね。

ということで柿。少し前なので青いですが、今は少しオレンジがかってきました。蝉も鳴くけど、コウロギも。秋近し。
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by cahlan | 2016-09-17 14:55 | Anime

(c)ことみさん:空色マカロン


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